PAUL VAN DYK : Seven Ways
西ドイツに亡命し、大箱系のトランスDJとしてすっかり名を馳せたPAUL VAN DYKですが、96年作のこのアルバムがリスニング向けな感じでなかなか好きです。トランス臭さはほとんどなく、ドリーミーなサウンドスケープを描き出すテクノです。特に美ジャケでシングルカットされている 「Forbidden Fruit」はロマンチックなメロディーでかなりの名曲です。個人的には 「Greatness of the Britain」が最高で、静かに雨が降る中、やわらかい四つ打ちが走ります。