JIM O'ROURKE : Bad Timing
もはや説明不要の傑作。カントリーへの愛情たっぷりなギター、ブラス、ピアノを中心とした素晴らしすぎるインスト群。「94 The Long Way」でのブラス隊の導入や、表題曲序盤の流れるような美しいギターは泣けるほどイイ。「There's hell in hello but more in goodbye」(曲名も惚れます)の序盤でひとしきり和やかな陽だまりのようなメロディを聴かせた後、静かでミニマルな展開から徐々に盛り上がってゆく様や、爪弾かれるギター演奏の背後に感じるしんとした空気感も素敵。