INTENSE Presents : LOGICAL PROGRESSION LEVEL 3
97年ブリクストンアカデミーでのライブ・ドラムンベース。とはいえドラムループに適当に生のサックスとか乗っけただけなんてのとはてんで違い、アヴェレイジホワイトバンド Molly Duncan (父の力は偉大なり)のSa+G+B+Drなどプロミュージシャンによる編成でかなり熱く濃密な生演奏です。1.ではシンセがスペーシーな空間を形成する序盤からサックスの導入と共にジャジーなムードへ転換する様はお見事。2.でのチョッパーベースとディストーションギターの掛け合いもめちゃくちゃかっこいい。3. 4. 6. での流れるような美しいシンセに乗って駆ける様はまさにライブ版 Good Looking Records 王道サウンドといったところ。一方Disc2はGLRのV9時代の不動のレギュラー勢ぞろい(8番キャッチャーのみ補欠)で未発表曲集。黄金期と比べるとみんな新しいことを模索してるのかDJ向けというより曲単位で完結してる感じだが、当然ながらどれも質が高い。寡作の天才 Tayla は名曲「Dimensions」をスムース&ミニマルにしたような美しい曲です。