GAS : Pop
MIKE INKとして古くからアシッドテクノなどのシーンに大きく関わってきた Wolfgang Voigt が一転アンビエントへと転じたプロジェクトGAS。すでにMille Plateauxから4枚出していますが、こちらは2000年リリースの4thアルバム。「Pop」というタイトルから連想されるように、彼自身も TAL として参加している「Pop Ambient」シリーズでも聴けるような、厳かで優雅な自然派アンビエントが気持ち良い一作。ふわふわとした軽さではなく、ダブ的な残響に重さがあって、深みのある音を聴かせてくれる。2曲を除いてノンビート中心の構成ですが 4曲目の緩めのビートの曲が最高!深い広がりのあるビートが安静時の心的リズムにも馴染みやすく、リラックスさせてくれます。