FENNESZ : Venice
Live in Japanをさらにアンビエントな方向へ押し進めたような前半の曲が非常に良いです。時にゆったり、時に激しく、変化をつけながら押し寄せてくるアンビエントノイズ。かなり激しいシューゲイザーもありますが、一貫して感傷的な部分を損なわないのが Fennesz のいいところ。終盤はギター中心となり、轟音ノイズやらほとんどいじってないインストやら色々やってます。ただ、いきなり来るしわがれ声のボーカルはやっぱ違和感ありますね。全体的に Endless Summer ほど斬新ではなく、 Live in Japan ほど極まった感じもないですけど、今のところはそこそこ満足いく出来。